2016年11月7日

何となく~備忘録「心地よく・・・」

手仕事のぬくもりをお伝えする染職人 斎藤満です。

 

頭の中だけでなく、文章として、自分の言葉として言えるように!

そして実行できるように(^^♪・・・備忘録シリーズ、第九弾。

 

先日のTV、古舘伊知郎さんの言葉がとても印象に残りましたので。

 

20161108

 

~「労働はお金だけじゃない」

「『労働は雪かき』という言葉が大好きなんですが、自分の家をかいているだけではダメ。高齢化が進んでいるから隣の家もかいてあげなければいけない」

ということを仰ってました。

その上で、「100働いて100お金もらえるなんてありえない」と。

「『半分返ってこないでいい』くらいで、身を粉にして働くのが”働く”」

といった持論でした。

最後に「仕事で労働の苦しみと喜びを知ってほしい」と締めくくりました。~

 

私もこういったスタンスで臨める人間でありたいと思いました。

 

20161107

 

また古舘さんの言葉を聞いたとき「隣の三尺」という言葉を思い出しました。

「家の前の掃除や雪かきは、自分の家の境界線ギリギリまでやるのではなく、三尺だけ余計にやりなさい」という教えです。

でも「過ぎたるは猶及ばざるが如し」

その人との間柄にもよりますが、押し付けや自己満足は良くないことと理解し、相手にプレッシャーを感じさせないものが望ましい思います。

「相手をあっての自分。相手を立てて初めて自分が活きる」先輩に教わったこの気持ちは変わりませんが

三尺越えるときは、その配慮が大切であると思った次第です。

 

仕事に対する姿勢、お客様への対応、サービスには各々自分のスタンスがあります。

 

お互い心地よく、程よくありたいなぁ~と思いました。

 


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