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何となく~雑感 斎染展(仮)に向けて~その1~
2023年09月10日
持続可能な社会を日本の伝統アイテムで表現!
あずま袋でSDGs、夫婦二人三脚の染物屋、斎染です。
お世話になっている夢の倶楽さん・華の館において
12月2日~1月15日迄「斎染展・(仮)」を開催させて頂くことになりました。こちらの画像は現在開催中「白旗孝夫さんの切り絵展」になります。
数カ月前より、内々に決まっていた事ではありますが、
あっという間に開催まで残り3か月となってしまい、そわそわし始めたところでございます。
さてどんな内容で物販も含め展示、設営しましょうか?
今まで頭の中でぼんやりとですが、色々と考えてきました。
まずは全体を考え、各スペースを考え、そして最後にまた全体を考える(確認)という作業になると思います。
何せとても広いスペースです。内容をひとつひとつ整理、吟味し、形にしていこうと思います。
そしてこちらのブログで告知(ネタバレ 笑)していこうと思います。
斎染のこういったことが見たい!知りたい!
ございましたらご意見としておっしゃって頂きますと嬉しく思います。
あっという間に12月になっちゃうと思います。では皆様よろしくお願いします。
何となく~雑感 改めてまして「印染・しるしぞめ」です
2023年08月27日
持続可能な社会を日本の伝統アイテムで表現!
あずま袋でSDGs、夫婦二人三脚の染物屋、斎染です。
7月、8月とテレビで取り上げて頂きました。お陰様で実店舗やネット販売、特に観光施設の「酒田夢の倶楽」さんでは、多くのお客様に斎染商品を手に取って頂いたそうで、とても有難く思います。
取材時に斎染さんは何を染めいる染物屋さんなんですか?というご質問を頂きます。
斎藤染工場は「印染・しるしぞめ」を生業としている染物屋です。
平安時代、元々当時の貴族が所有を表すための牛車に印をつけたことが始まりとされます。家紋や、戦いの場で敵味方を識別する目印として自分の属性を示したり、個の確立のためにつけられた「印」を、旗やのぼりに染めたりしたのが「印染」の始まりとされております。祭りやイベント、四季の行事といったハレの場を盛り上げるものとして日本には欠かせない技術の一つです。室町時代から江戸時代にかけて発展し現在まで伝わっています。印染の技法は様々ありますが、当方では主に染料による捺染(なせん)という方法で、肌に優しい生地の風合いを生かした製品を作り上げております。
改めて申し上げます。斎藤染工場は「印染・しるしぞめ」を生業としている染物屋です。
長年、社寺幟や袢天、のれんなどの印染を手がけておりますが、「染物をより身近に感じてほしい」と「伝統×親しみ」を心がけ、現代にも馴染む手ぬぐい、風呂敷などのオリジナル作品をデザイナーさんからご協力を頂きながら制作し、手仕事の温もりをお客様の元にお届けできるよう丁寧に染めております。
何となく~雑感「オリジナル商品とオーダー商品」
2023年07月09日
持続可能な社会を日本の伝統アイテムで表現!
あずま袋でSDGs、夫婦二人三脚の染物屋、斎染です。
商品を作るという点ではオリジナル商品とオーダー商品は同じですが、
それを販売(納品)するとなると、添えるもの、準備す事柄が違うと最近感じるようになりました。
オーダー商品はお客様から「このように(見本通り)して下さい」という要望が大半です。
もちろんそれに応じたたくさんの準備、詳細相談、一方通行にならない商談、意思相通、
その他大事なことがたくさんあります。
はじめてのお客様には「印染とは何か?」から説明する場合がございます。
かたや、オリジナル商品は
・商品の物語が必要
・プレゼン、発信能力が必要
・販売、デザイン、情報発信はデザイナーさんとの協業が必要
・業界の歴史を学ぶことが必要
・日々の確認。フィールドワークが大事
細かいことを挙げたらたくさんあります。先日はクレジットカード払いご希望のお客様の要望に、機器の不具合で応えることができなくて、大変失礼しました。(私自身そうとう慌てました)
そのひとつの商品がお客様にとっての全てになるので、
モノを販売するにはたくさんの準備が必要だなぁ~と思う次第です。
今年はコロナが落ち着いて、低迷していたオーダー商品の受注が 増えるのかな?と思い臨んでましたが、
半年経過した今、斎染オリジナル商品のウエイトが少しずつ高くなってきていると感じる今日この頃です。
最後に上記二つのオリジナル帆前掛け(ほまえかけ)を紹介します。
帆前掛をけに青に染めた 刺子生地のポケットを 取付けました。別色も検討中です。
丈約40㎝短いタイプと 約70㎝の長いタイプが あります。
こちらの商品は酒田夢の倶楽で販売しております。
何となく~雑感「今までとは違うような気がする」
2023年05月15日
持続可能な社会を日本の伝統アイテムで表現!
あずま袋でSDGs、夫婦二人三脚の染物屋、斎染です。
GW明けの先週は、観光施設でGW中に売り切れとなり、欠品した商品を、
或いは酒田祭り用の袢天や巾着袋等の染めを、
そして次のご注文に備えて、予め染めておく準備仕事があり、
お陰様で忙しくさせて頂きました。
行動制限がゆるくなった今年は、ある程度内容は変わっても以前と同じ気持ちで仕事しているつもりでした。しかし、ひと・もの・かね、色々なことが今まで通りにはいかないような気がし、4月以降、それが(くらったことはないですが)ボディーブローのように徐々に身に染みてきております(染物屋だけに) 「もっと周りの変化に対応していかなければやばいんじゃないかな?」
新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが、5月8日から季節性インフルエンザなどと同じ「5類」に移行しました。経年劣化は否めませんが1か月後には55歳(四捨五入したら60や・・・恐ろし!)となる私の雑感でした。
相変わらずわけのわからん話にお付合い頂きありがとうございました。
何となく~雑感「整える」
2023年04月21日
持続可能な社会を日本の伝統アイテムで表現!
あずま袋でSDGs、夫婦二人三脚の染物屋、斎染です。
仕事や雑事に紛れてしまうと身の周りが雑多な感じになります。
そうなったら整理整頓をする訳ですが、気持ちや体も同じように「整える」時間が必要だと感じます。
簡単に言えば自分なりの気持ちを落ち着かせる時間を持つということです。
またSNS等で頑張っている方々を見て「凄いな~、頑張っているな~」と思うことが多々あります。
そしてじゃあボクも何かしなきゃといった衝動に駆られ、身の程をわきまえず焦ったりします。
そんな時こそまずは自分自身を「整える」ことが大切であると思います。
まずは一度立ち止まって、周りを見渡し、自身の状況を確認します。
迷ったらますは「整える」こと。マルチワークの私にとってその繰り返しが性に合っているいるのかな~と思います。
4月に入り庄内地方は五穀豊穣を願うお祭り月に。5月迄の繁忙期に突入してます。
各地域でのお祭りが無事開催されることを願って毎日染めております。
そして新規取引先への納品準備があり、お陰様で忙しくさせて頂いております。
皆様ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。
最後に私の気持ちを落ち着かせることのひとつは、鰻割烹治郎兵衛さんの板さん謹製「カヌレ」を頂くことです。
先日クルーズ船が酒田に寄港した際に外国の方々に販売されてました。