2025年11月5日

猫の市場規模と、見過ごしてはならない「命の現場」

猫さんに関する国内市場の規模は、2兆〜3兆円とも言われているそうです。キャットフードやおもちゃ、医療、アパレルetc、私にとって身近なこととして猫柄グッズの販売、マルシェへの出店があります。

先日、テレビを見て知ったことですが、2025大阪・関西万博の 経済効果と同等なんだそうです。「猫さんの存在感」の大きさを物語っているように思います。

しかし、この華やかな数字の裏側で、「命」と向き合う方々の存在を忘れてはなりません。

猫さんブームの陰には、保護を必要としている猫さんたちが数多く存在しています。飼い主に捨てられた猫、野良として生まれ、過酷な環境で生きる猫さんたち、こうした猫さんたちの命を救おうと、日々活動されている方々がいます。庄内アニマル倶楽部さんや、酒田 地域ねこの会さんです。地域に根ざして保護・譲渡・TNR活動(捕獲・不妊去勢・元の場所へ戻す)を地道に続けておられる団体さんです。
それぞれの猫に向き合い、手間と時間、時には私財まで投じて活動されている姿には、頭が下がる思いです。

ところでウチの染め猫「しろさん&くろさん」は15年前、突然工場に居ました。お母さんが迎えに来ず、現在まで一緒に暮らしています。

命に対して責任を持つこと。この意識がもっと広がることで、「保護される命」の数が少しずつ減っていくのではないかと思います。猫さんは私たちの生活を癒し、心を豊かにしてくれる存在です。だからこそ、その命に向き合い、支えている人たちの存在も忘れずにいたいです。

華やかな市場の盛り上がりの裏で、ひとつひとつの命を大切に守っている皆様に、改めて感謝の気持ちを伝えたいと思います。

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