2017年8月5日

何となく~雑感「ライフスタイルに合わせる」

手仕事のぬくもりをお伝えする染職人 斎藤満です。

 

先日YBCテレビで「やまがたクラフトストーリー」を見ました。

 

その中で「畳の再生と革新」 職人・鏡 芳昭さんの言葉が私の胸に刺さりました。

 

 

古き良きモノをそのまま残していくことは難しいことである。

 

本質を残しつつ、ライフスタイルに合わせた商品の提供という言葉にとても共感しました。

 

 

また、原材料を理解し、仕入れ先を大事にすることで信頼関係が生まれ、

 

一緒になって業界の為に商品作りをしている。

 

そして業界を知ってもらう努力、発信し続けるといったアプローチをしている。

 

最終的には「本物」が残るということ。でもそのモノの可能性、

 

良さを引き出す為にコラボレーションといった新しい取り組みをしている。

 

 

商品、作品を選択するのはお客様です。

 

なので作ったモノを無理強いは勿論しません。

 

「本物」にはストーリー「歴史」があります。

 

繰り返しになりますが、それを土台とし、

 

ライフスタイルに合った価値の提供を考えながら、

 

素材の良さを引き出す、楽しいモノ作りをしていこうと思いました。

 


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