〒998-0063 山形県酒田市南新町1-4-32
TEL 0234-22-1713
営業時間 平日9:00~18:00
ピアノ柄手ぬぐいといえば斎染、
手仕事のぬくもりをお届けする斎染です。
私、旅館の女将さんが好きなのかな?
以前もブログネタでアップさせて頂きました。
心を込めて接客している姿が好きなんだと思います。
さて、
セブンルール という番組が好きで良く見ます。
前回は湯布院の「御宿 油布両築」の女将さんでした。
彼女のセブンルールのひとつ「お客さんのこと覚えておく」
には「それなっ!」って思いました(笑)
誰もがそうで、「自分のこと覚えててくれたら、
少しでも気にかけてくれていたら」
「覚えてくれたんだ~、本当にありがとう」と
素直に嬉しいです(^^♪
人間、ひとそれぞれなので、その人の性格によって
お客さんに対するスタンスは様々であることは当然です。
なので、私が勝手に思っているだけですが、
不思議と、付き合いの長い人程、「なあなあ」な関係になりがちです。
(それとも私が、はっきりしないから、相手がそうなるのかしら?)
頼んでいたことを「あ、忘れていた」なんて言葉は意外とショックで、
それが何回もあると「もう、付き合いやめようか~」と考えてしまいます。
またこちらからアプローチしないとアクションは一切なし!
・・・あー、「悲しい」とメンタルやられてしまうことあります。
新しい付き合いを探すのは、色々とエネルギーが必要でして・・・
自分ではどうにもできないし、まずは「長い目で、心を広くもって」と
自分に言い聞かせながらお付き合いは続けております。
こんなこと書いている私って「自己愛」
「かくあるべし思考」が強いのかしら・・・?(^_^;)
私が染屋を継いでから20年近く、
今までずっと「記録日記」を書いてます。
これも同業者から見れば当たり前のことですが、
その日の染めた製品の、生地の種類、染料の調合具合、
染め過程のこと。そして染め上がり具合などを
記録に残してます。(汚い字だね~汗)
女将の美智子さんは、縫製の仕方を記録に残しています。
どちらもつたない内容ですが、自身=お客さんの為に残しています。
テレビで言ってました。
「小さな旅館の向こうにいる多くのお客さんの存在」
斎染もそうです。
「小さな染屋の向こうにいる多くのお客さんの存在、お陰がある」
そういった意味でも、
「お客さんのこと覚えておく、お客さんに寄り添う」
最近、記憶力が悪くなっているので、気をつけながら、
心がけて日々染めております。
まいど、つたないお話にお付き合い頂き
ありがとうございました。