2019年2月17日

何となく~雑感「お客さんのことを覚えておく」

ピアノ柄手ぬぐいといえば斎染、

手仕事のぬくもりをお届けする斎染です。

 

私、旅館の女将さんが好きなのかな?

以前もブログネタでアップさせて頂きました。

何となく~備忘録「不易流行」

心を込めて接客している姿が好きなんだと思います。

 

さて、

セブンルール という番組が好きで良く見ます。

前回は湯布院の「御宿 油布両築」の女将さんでした。

 

彼女のセブンルールのひとつ「お客さんのこと覚えておく」

には「それなっ!」って思いました(笑)

 

誰もがそうで、「自分のこと覚えててくれたら、

少しでも気にかけてくれていたら」

「覚えてくれたんだ~、本当にありがとう」と

素直に嬉しいです(^^♪

 

 

人間、ひとそれぞれなので、その人の性格によって

お客さんに対するスタンスは様々であることは当然です。

なので、私が勝手に思っているだけですが、

不思議と、付き合いの長い人程、「なあなあ」な関係になりがちです。

(それとも私が、はっきりしないから、相手がそうなるのかしら?)

頼んでいたことを「あ、忘れていた」なんて言葉は意外とショックで、

それが何回もあると「もう、付き合いやめようか~」と考えてしまいます。

またこちらからアプローチしないとアクションは一切なし!

・・・あー、「悲しい」とメンタルやられてしまうことあります。

 

新しい付き合いを探すのは、色々とエネルギーが必要でして・・・

自分ではどうにもできないし、まずは「長い目で、心を広くもって」と

自分に言い聞かせながらお付き合いは続けております。

 

こんなこと書いている私って「自己愛」

「かくあるべし思考」が強いのかしら・・・?(^_^;)

 

 

私が染屋を継いでから20年近く、

今までずっと「記録日記」を書いてます。

これも同業者から見れば当たり前のことですが、

その日の染めた製品の、生地の種類、染料の調合具合、

染め過程のこと。そして染め上がり具合などを

記録に残してます。(汚い字だね~汗)

 

 

女将の美智子さんは、縫製の仕方を記録に残しています。

どちらもつたない内容ですが、自身=お客さんの為に残しています。

 

テレビで言ってました。

「小さな旅館の向こうにいる多くのお客さんの存在」

 

 

斎染もそうです。

「小さな染屋の向こうにいる多くのお客さんの存在、お陰がある」

そういった意味でも、

「お客さんのこと覚えておく、お客さんに寄り添う」

最近、記憶力が悪くなっているので、気をつけながら、

心がけて日々染めております。

 

まいど、つたないお話にお付き合い頂き

ありがとうございました。

 

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