2019年4月14日

何となく~雑感 「未来に希望が持てるように」

ピアノ柄手ぬぐいといえば斎染、

手仕事のぬくもりをお届けする斎染です。

 

大学の卒論テーマがコンビニ業界についてだったこともありまして、

最近、コンビニの時短営業の話題が目につきます。

当時は24時間営業や、斬新なPOSレジだったり、効率的な配送システム、

取り扱い品目の豊富さ等、コンビニの躍進ぶり、

優れた点がクローズアップされていました。

 

時代は流れ、コンビニは私たちの生活になくてはならない

存在となり、その便利さが当たり前と思うようになりました。

便利さの恩恵は、それを供給してくれている人のお陰で

成り立っていることをすっかり忘れてしまいました。

 

この度、オーナーさんの大変さ、過酷な労働状況を改めて知り、

業界の歪が浮き彫りになり、仕事に対する意欲や

新たに起業しようと思う人は、少なくなるだろうなぁ~と思いました。

 

どの仕事にも言えることだと思いますが、働き方の価値が変わった今、

「この仕事はやってて楽しいよ、働きがいがあるよ、

そして頑張れば豊かになれよ」といった、

未来への希望が無いと働く意欲は湧きませんよね。

もちろん決して「楽して儲かる」ことは一時的にあったとしても

長続きはせず、ほとんど無いと思います。

 

「クローズアップ現代」テレビでも言ってました。

三方良しに加えて「未来もよし」

慶應義塾大 教授、宮田裕章さんの言葉です。

 

 

一方だけ満たされ、

もう片方に不自由な思いをさせていると、

その仕事には良くない未来が待っているような気がします。

三方は「売り手、買い手、そして世間」を指しております。

それ以外の三方も、パターンとしてたくさんあると思います。

全ては循環している訳ですから、明るい未来がある、

循環の仕方をしなければならいと思います。

 

 

今回はコンビニ業界の話しですが、社会全体に通じることだと思います。

「しっかりとしたモノ作るから、値打ちこいてくれっ!」とある業界の

取引先との交流会で出た、作り手から販売する側へのお願いの言葉だそうです。

 

私人身も「染屋は楽しいよ、働きがいがあるよ、

そして頑張って豊かになれるよ」といったことを

言える様に、(もちろんしっかりとした仕事をします。)

今から(遅いくらいですが)考え、整備しないと

いけないと思いました。

 

毎度、つたない話にお付き合い頂きありがとうございました。

 

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