2021年11月18日

カムカムエヴリバディの「丸に橘紋」のれん

ピアノ柄手ぬぐいといえば斎染、

夫婦二人三脚の染物屋、斎染です。

 

朝食前のひと仕事を終え、NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」を楽しく見ている「小せえ街の小せえ染物屋」です 笑

YOUさんのせりふ「小せえ商店街の小せえ店」は国民を敵に回しましたね 笑

 

「たちばな」さんの店の前にかけてあるのれんに、染物屋なのでどうしても目がいき、思うことがあります。

「この時代にピンク色をチョイスするお店あるのかなぁ?」とか

「ピンク色のれんは日焼けしやすいのになぁ~」とか

「ピンク色の和名は何かな?」とか

 

のれんの中央にある家紋は「橘」であることは皆さんご存じと思います。

橘さんの家紋は橘なんですね。

正確には「丸に橘」です。安子さんが納品に行く時は商品を風呂敷に包んでいました。

でも、染め抜かれた紋は丸に橘ではなく、丸なしの橘紋でした。

(こちらの画像はネット上より拝借しました「麻のれん」です。)

普段はピンクに白抜きの綿のれんですが、夏は麻のれんをしている様子に、情景描写に気を使っていることがわかります。季節感があって良いですね。

そして昔のお店はオリジナル「のれん」を大事にしていたんだな~

「ピンク色のれん」とてもステキです。内装のひとつとして取り入れたいと思いました。

 

でも斎染さんの家紋は橘ではなく「丸に三つ柏」でした。

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