2022年11月2日

秋田公立美術大学生さんとのプチ修業その2

持続可能な社会を日本の伝統アイテムで表現!

あずま袋でSDGs、夫婦二人三脚の染物屋、斎染です。

 

先週に続き秋田公立美術大学生さんとのプチ染め修業。29日(土)~30日(日)で3,4日目を行いました。

 

彼女考案のバラのデザイン手ぬぐい、2色バージョンと1色の黄色バージョンを染めてみました。

2色染めのバラはレトロな感じ、リカちゃんのバラみたいと美智子さん 笑。

1色染めのバラは華やかでどこか新しい印象で染め上がりました。

バラ柄の手ぬぐいはめずらしいです。普段使いは淡い色、特別な時は目立つ配色。なるほど女子大生のワードが突き刺さりました。

洗いたての手ぬぐいを水に浮かべて花手水みたいですね。バラ柄の手ぬぐいは12月上旬に販売開始の予定です。

今回は捺染(なせん、なっせん)技法を反応性染料でもって体験をして頂きました。手ぬぐい生地以外に麻生地や普段袢天に用いられる紬生地を染めてもらいました。それぞれの特性の違いを知って頂けたのではと思います。

また、染めを知ってもらう為の活動、染物を生業とする私が思う使命をお話ししました。全部伝えきれてないのでこのプチ染め修業は今後も続く予定です。

最後に。4月にお母さんと一緒にご来店(突然)頂いた学生さんの勇気ある行動に敬意を表したいと思います。

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