2023年8月27日

何となく~雑感 改めてまして「印染・しるしぞめ」です

持続可能な社会を日本の伝統アイテムで表現!

あずま袋でSDGs、夫婦二人三脚の染物屋、斎染です。

 

7月、8月とテレビで取り上げて頂きました。お陰様で実店舗やネット販売、特に観光施設の「酒田夢の倶楽」さんでは、多くのお客様に斎染商品を手に取って頂いたそうで、とても有難く思います。

 

取材時に斎染さんは何を染めいる染物屋さんなんですか?というご質問を頂きます。

斎藤染工場は「印染・しるしぞめ」を生業としている染物屋です。

平安時代、元々当時の貴族が所有を表すための牛車に印をつけたことが始まりとされます。家紋や、戦いの場で敵味方を識別する目印として自分の属性を示したり、個の確立のためにつけられた「印」を、旗やのぼりに染めたりしたのが「印染」の始まりとされております。祭りやイベント、四季の行事といったハレの場を盛り上げるものとして日本には欠かせない技術の一つです。室町時代から江戸時代にかけて発展し現在まで伝わっています。印染の技法は様々ありますが、当方では主に染料による捺染(なせん)という方法で、肌に優しい生地の風合いを生かした製品を作り上げております。

改めて申し上げます。斎藤染工場は「印染・しるしぞめ」を生業としている染物屋です。

長年、社寺幟や袢天、のれんなどの印染を手がけておりますが、「染物をより身近に感じてほしい」と「伝統×親しみ」を心がけ、現代にも馴染む手ぬぐい、風呂敷などのオリジナル作品をデザイナーさんからご協力を頂きながら制作し、手仕事の温もりをお客様の元にお届けできるよう丁寧に染めております。

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