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三代目「のれん」
2018年02月13日
染物を心地よくお使い頂くために
2017年10月24日
破れた神社幟を修理します。
2017年10月13日
ピアノ柄手ぬぐいといえば斎染、
手仕事のぬくもりをお届けする斎染です。
「神社幟を掲げる場合は、周りに障害物、
幟にぶつかるモノ、木々などの引っかかるモノが無いか、
確認した後にして下さい。」
斎藤染工場では破れた神社幟を修理致します。
今回掲載する写真は修理後のアフター写真です。
皇大神社幟の「大」の文字が破れた箇所です。

ズームアップするこんな感じです。細かくミシン糸入っていること
お判り頂けますよね(^^♪

幟の裏側には「当て布」を縫い付けます。
見た目は良くありませんが、お祭りの際に破れた状態で掲げるより、

あるいは、揚げるべき「幟」が無いのは好ましくなく、
数年後に新調するまでの「応急処置」という体で申し上げてます。
またもう一例、こちらもアフター写真です。

幟の下部、年号、奉納者が染められている箇所です。
ズームアップ! 見た目以上に手間がかかります。

裏側です。見た目以上に頭を使う、考える仕事です。

まずはこれで新調するまでお使い頂きます。
でも、修理しても新品同様とい訳にはいきません。
幟の生地自体劣化してますので、その上に当て布しても
長持ちしませんのでご了承下さいませ。
最後にもう一度申し上げます。
「神社幟を掲げる場合は、周りに障害物、
幟にぶつかるモノ、木々などの引っかかるモノが無いか、
確認した後にして下さい。」
そしてお祭り当日の天気が晴れることお祈り申し上げます。
袢天(はんてん)に内ポケットを縫い付ける。
2017年10月04日
ピアノ柄手ぬぐいといえば斎染。
手仕事のぬくもりをお届けする斎染です。
袢天に内ポケットの追加。
お客様よりご依頼頂きました。
今のご時世、お祭り、イベント中でもスマホは手放すことはできず。
つい、最近リクエストを頂きました。
数年前に収めた商品なので「後付け」になります。

スマホのサイズはケース込でw8cm×h15cm
ポケットのサイズは約w14cm×h24cm。生地は同系色の
ストックされたもの。新たに染めた訳ではありません。

マジックテープで「ふた」ができるようにしました。
スマホにケースを装着しないで使う方には「ふた」が
あることは嬉しいかも。「するっと」落ちること回避!
袢天の表面にはポケットの縫い糸が見えることご了承下さい。
プロトタイプといえばプロとタイプ

完成といえばほぼ完成。
これからお客様からどういった要望を頂くか、
楽しみに待ちたいと思います。
あとつぎ 「責任と覚悟」
2017年09月19日
ピアノ柄手ぬぐいといえば斎染。
手仕事のぬくもりをお届けする斎染です。
一生の思い出として残る出来事でした。
16日は全染研でお世話になっている先輩のお嬢さんの
結婚式への招待を頂き、静岡県三島市まで。
うなぎ1時間待ったけど美味しかったです(^O^)

全染研(ぜんせんけん)の仲間と一緒に行ってきました。
あいにくの雨でしたが、2人の愛はその雨を吹き飛ばし
晴れやかな結婚式、披露宴となりました。

んで、諸先輩方を差し置いて、私みたいなおとこが
主賓挨拶をさせて頂きました。

「ぬくもりを育み皆に愛される2人であって欲しい」
という言葉を申し上げました。
初々しい2人の姿は皆を笑顔にし、優しい気持ちにさせ、
更に家族の愛で感動の涙に包んだのであります。
最後は清々しい気持ちで式場を後にしました。

また、この度は「あとつぎの」のお披露目の意味もあったと思います。
それは後継者の為に準備、環境をしっかり整えてきた「主・あるじ」と
主の気持ちを理解し、未来へ希望を抱く「後継者」
お互いの信頼が成せること。
言い換えると「責任と覚悟」の表れです。継ぐ側、継がせる側、
各々が同じベクトルを向いて歩みだす一歩でした。
今のご時世、家業継承は当たり前でなく、とても難しいことなのに
とても素晴らしいことだと思います。
あーほんとイイ結婚式でした。ありがとうございました。