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プロトタイプ ボーダー柄手ぬぐい with ねこちゃん
2019年05月10日
ピアノ柄手ぬぐいといえば斎染、
手仕事のぬくもりをお届けする斎染です。
以前、ボーダー柄手ぬぐい の紹介をさせて頂きました。
その続きなんですが、新バージョンとして
ボーダー柄&猫柄の手ぬぐいを染めてみました。
色は他の仕事で余った色、とりあえず紺色です。
まずはパターン1・猫線画
パターン2・猫白抜き
巻いたり、たたんだりして使う時はボーダー柄なのですが、
広げると猫ちゃんがいます! どちらの柄がイイかな?
猫の柄のサイズはこれでイイかな?
小さい猫柄を散りばめても、何の柄かわからなくなりそうです。
皆さんからもご意見を頂戴しながら
ボーダーwithねこの手ぬぐいをレギュラー化していこうと思います。
それでは楽しい週末をお過ごし下さい。
お仕事、学校の方々、次のお休みまでファイトです(*^^)v
「より良い染物をお手元に!」 分からないところで色々試してます。
2019年05月09日
ピアノ柄手ぬぐいといえば斎染、
手仕事のぬくもりをお届けする斎染です。
毎年のようにさせて頂いている仕事でも、気は抜けません。
去年のことを思い返しながら事に臨みます。
より良い染物を手にして頂きたいと思い、
微妙なところで(お客様にわからないところで)
変化を加えながら染めております。
この写真は染めた袢天を乾かしているところですが、
乾かす作業ひとつでも、「こしたらどうだろうか?」といった
改良、試行錯誤しながらの毎日です。
斎染では、毎日同じモノを染めている訳ではありません。
仕事をする条件、環境は日々様々です。
制作するアイテム、使用する生地、染料の種類、気象状況などなど。
各々のマッチングを経験値で判断し染め物を作り上げます。
そして、その仕事が終わったら、記録に残し、次の仕事の参考とします。
時には染屋仲間や仕入先様からアドバイスを頂くこともあります。
出来上がってきたモノが全てでではなく、
そのモノの背景にはたくさんのストーリーがある
ということを、思って頂けたら嬉しいです。
まいど、拙い話にお付き合い頂きありがとうございます。
ピアノ柄ポーチの撥水加工効果
2019年05月04日
ピアノ柄手ぬぐいといえば斎染、
手仕事のぬくもりをお届けする斎染です。
斎染オリジナルピアノ柄ポーチは撥水加工がされています。
いまいちど、皆様に効果の程を紹介させて頂きたいと思いまして
「you tube」にアップしましたので、お時間ございましたら
ご覧になって下さい。
撥水加工したポーチを洗濯する場合は、
浸け洗いでお願いします。
1 ポーチが浸かるまでぬるま湯を容器に入れて下さい。
2 中性洗剤をお使い下さい 3 単独で洗って下さい(浸け洗い)
4 自然乾燥(陰干し)の後、アイロンをかけて下さい。
撥水効果はほぼ戻ります。
不明な点がございましたら、何なりと仰って下さい。
よろしくお願い致します。
何となく~雑感 「令和でもまじめかっ!」
2019年05月01日
ピアノ柄手ぬぐいといえば斎染、
手仕事のぬくもりをお届けする斎染です。
令和元年五月一日、曇り、無風。静かな暖かい日です。
平成の時は祝祭日に「日章旗」を掲げる
ことはありませんでした。「なんで?」
何となく出しそびれた感はありますが、
染物屋としての意識が低かったのかもしれません。
平成の頃は両親が健在で、楽な気持ちで過ごせた
月日が長かったです。
そのお陰で細かいところまで気を回さずに済んだ気がします。
これは単に「私が甘ちゃん」であるというだけの話しですけどね。
令和の時代に入り、両親はおりません。
子供達も成長し、将来の為の勉強をし、
それぞれの道を歩む準備をしているところです。
「五十にして四十九年の非を知る」
私も染物屋として、やるべきこと、残すべきことを
少しずつですが、意識して遂行して行こう!という
気持ちになりました。
天皇陛下のお言葉ではありませんが、
「寄り添う気持ち」この気持ちはずっと持ち続けます。
そして、今まで経験したことを活かし、
でも足元を見つめ直す機会を設けながらの歩みを
令和の時代はしていこう・・・って「まじめかっ!」
まいど拙い話にお付き合い頂きありがとうございます。
何となく~雑感 「琴線に触れる」
2019年04月25日
ピアノ柄手ぬぐいといえば斎染、
手仕事のぬくもりをお届けする斎染です。
山形新聞で目にした言葉ですが、
「琴線に触れる」日本人らしい何とも繊細で上品な表現に思えます。
「感動や共鳴を与えること」という意味だそうです。
ここでは「傘福」のことに触れてます。そして
「五穀豊穣、子孫繁栄、地域の人々が紡いできた文化への理解の深まり」とあります。
庄内地方で毎年春、4月~5月に行われる、各地域でのお祭りも正にそれです。
民族芸能とありますが、このお祭りは地域社会、人と人との繋がりを
大事にしていた「昭和的」なテイストも含まれている気がします。
そして酒田人、庄内人としての「アイデンティティ」を覚えます。
後継者不足と言われて久しいですが、
平成の世に頻繁に言われた「費用対効果」や「効率」といったことを
求めるのはほどほどにして、令和の時代に合った、
老若男女が手と手を取り合って
育んでいくお祭りを取り戻して欲しい気がします。
そして、平成の時に失っていた何かを見直しながら続けていけば、
その世代なりに何とかやっていけると思います。
地域のお祭りではありますが、これを「傘福」のように
多くの方々に、例えば他県の皆様に発信できないものかと思います。
ストーリーを含め、県外、或いは外国の方々から喜んで貰えるように、
染物屋として役に立てるようにがんばりたいと思います。
もちろん、地域の方々のご尽力の賜物です。
無理のないところでお祭りが続いていくことを願っております。
まいどつたない話にお付き合い頂き
ありがとうございます。