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  • ピアノ柄手ぬぐいといえば斎染、

    夫婦二人三脚の染物屋、斎染です。

     

    11月も後半です。雨続きの酒田、日中も寒く感じるようになりました。

    斎染店舗の内装工事の経過報告です。まずは、職人さん達お疲れ様です。

    細部に渡りお気遣い頂いてますこと大変有難く思います。

    工事も後半、最後までよろしくお願いします。

    この度は建築士さんから提案を頂いた案件の紹介をします。(この写真はその建築士さんより拝借しました)

     

    手ぬぐい展示台の木口に貼るテープの染め、色試験、サンプル作成を行いました。

    色付きの木口テープは販売されているのですが、この展示台には買うほどの量は要りません。

    なので無地の木口テープに斎染さんが仕事で生地染めに使っている顔料を使ってみようということになりました。

    全部で8カラー染めました。刷毛は市販品です。

    んで、結果にほぼほぼ満足! 緑以外は刷毛足が付くことなく、上手く染める事ができました。

    試しに木口へ色付けしたテープを当ててみました。映えるぞこれは 笑

    展示台の出来上がりが楽しみ!です。

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  • ピアノ柄手ぬぐいといえば斎染、

    夫婦二人三脚の染物屋、斎染です。

     

    朝食前のひと仕事を終え、NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」を楽しく見ている「小せえ街の小せえ染物屋」です 笑

    YOUさんのせりふ「小せえ商店街の小せえ店」は国民を敵に回しましたね 笑

     

    「たちばな」さんの店の前にかけてあるのれんに、染物屋なのでどうしても目がいき、思うことがあります。

    「この時代にピンク色をチョイスするお店あるのかなぁ?」とか

    「ピンク色のれんは日焼けしやすいのになぁ~」とか

    「ピンク色の和名は何かな?」とか

     

    のれんの中央にある家紋は「橘」であることは皆さんご存じと思います。

    橘さんの家紋は橘なんですね。

    正確には「丸に橘」です。安子さんが納品に行く時は商品を風呂敷に包んでいました。

    でも、染め抜かれた紋は丸に橘ではなく、丸なしの橘紋でした。

    (こちらの画像はネット上より拝借しました「麻のれん」です。)

    普段はピンクに白抜きの綿のれんですが、夏は麻のれんをしている様子に、情景描写に気を使っていることがわかります。季節感があって良いですね。

    そして昔のお店はオリジナル「のれん」を大事にしていたんだな~

    「ピンク色のれん」とてもステキです。内装のひとつとして取り入れたいと思いました。

     

    でも斎染さんの家紋は橘ではなく「丸に三つ柏」でした。

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  • ピアノ柄手ぬぐいといえば斎染、

    夫婦二人三脚の染物屋、斎染です。

     

    ここ数日は雨続きの酒田です。気温も低く時々強い風が吹く様子を見ていると、着実に冬へ近づいていることを感じます。

    そんな中のお店内装工事、お陰様で順調に進んでおります。

    先日は、お店で販売している商品をご覧になりたいというお電話をお客様より頂きましたが、

    ご来店をお断りしまして大変申し訳ございませんでした。もうしばらくお待ち下さいませ。

     

    昨日、コンクリートを敷く工事が行われました。

    猫の足跡を記念に残したいと左官屋の親方にお願いしたら快くOKを頂きました。

    ウチの染め猫クロの足跡です。しろちゃんは怖がってダメでした。

    もっと大胆に、全体的に足跡を残したいとという気持ちが無かった訳ではありませんが、いざとなるとそこまでの勇気がでない斎染さんでした 笑

     

    建物は大正の時代、創業時からのモノと聞いてますが詳細は分かりません。

    所々傷んでおりますが、それなりに良い風合いで残っているところがあります。

    壁の落書きは幼き頃の斎染さんのアート? いやバンクシーか?

    また進捗報告させて頂きます。

     

    それでは皆様、楽しくも心穏やかな週末、休日をお過し下さい。

    お仕事の皆様、次のお休みまでファイトです。

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  • ピアノ柄手ぬぐいといえば斎染、

    夫婦二人三脚の染物屋、斎染です。

     

    「美術部女子が染物屋でプチ修業をする!」

    酒田西高美術部の皆さんとの染物体験講座です。

    10月に第2回目の型、版作りを行いました。

    PCを使って型のデータ作り、画面上でトレースしていることを説明しました。

    その後、カッティングプロッターでデータを出力しているところを見てもらいました。

    デザインは各々が考えたモノ、自身が染物として描きたいモノをオリジナルで考えました。

    型作りの難易度はそれぞれですが、それもまた一興であり学びです。

    自分たちで効率よく仕事をするにはどうしたら良いか?を

    考えながら行い、その都度の発見があったそうです。

    基本、楽しみながらの講座です。一生懸命取り組み、上手に作って頂いたので、達成感も感じることができたのではと思います。

     

    そして今日は第3回目の染めです。少し染料の作り方を説明した後、手ぬぐい生地に捺染を行いました。

    染め上りはこんな感じです。画面では分かり辛いですが、色は紫なんですよ。

    写真にはありませんが、手ぬぐい生地以外のスラブ、10番天竺キナリ、刺し子生地にも染めてみました。

    さてこれを活かして何を作りましょうか? 染屋なりにできること4回目が楽しみです。

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  • ピアノ柄手ぬぐいといえば斎染、

    夫婦二人三脚の染物屋、斎染です。

     

    11月3日文化の日、酒田は晴れてます。文化の日は晴れの特異日と言われていますが実際はどうなんでしょうか?

    でも3日を過ぎると、日中も徐々に寒くなりだんだんと冬へ近づいていく感じです。

     

    11月1日より店舗の売場拡張工事がスタートしました。

    元々狭い売場なので、拡張といっても知れてますけどね。

    今までは店舗に入るとすぐ右に商品棚がありました。

    その棚の奥は戸が閉まっていて、皆さんの目に触れることはありませんでしたが、長年、生地や付属品などを置く物置部屋として使っておりました。

    ここ数年、お客様より足を運んで頂く機会が多くなり、店舗が狭く感じるようになりましたので、戸を撤去し、整備し売り場として使用することにしました。

    昨年上半期は、マスク不足の頃には手ぬぐいマスクを求めるお客様、

    下半期はテレビを見た方が多く訪れ、いずれも女性客が目立ちました。

    最初は殺風景な入口に商品を並べることができればOkとしていた店内も、

    だんだん狭く感じるようになり、お客さんも「落ち着かないだろうなぁ」と。

    そしてコロナ禍でもありますので、狭い店内の蜜を避ける為、対人接触機会の低減の為に

    売場拡大の改装、SNS 等を利用するお客様への「映え」する場所の提供をする為に店内改修を行うことにしました。

    事業名は「地域によりそう染物屋として、工場見学と映えスポットの提供」です。

    従来の受注による生産、サービスの提供を続けながら、

    ハード面、ソフト面での新サービを試行錯誤しながら提供し、

    個人の染物屋がそれなりにできることを行って参りたいと思います。

    温かく見守っと頂けましたら幸いです。

    皆様よろしくお願いします。

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