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何となく~雑感 「~すべき」から「~したい」の意識
2017年01月06日
手仕事のぬくもりをお伝えする染職人 斎藤満です。
来週末は大学入試センター試験です。
子供たちの将来のこと、少しは考えるようになり、息子2人のうち、どちらか継ぐのか?、継がないのか?・・・なんて考えたりするようにもなりました。
大学卒業後、サラリーマン5年、家業の染屋、社会人になって約25年経ちました。25年前と今の産業構造に違いはありますが、日本経済を牽引している会社は大きくは変わってない気がします。
でも、これからドラスティックな変化があるんだろうなと漠然に思ってます。特に人口知能が発達し、無くなる職業とかあったりしてね。どうなるんだろうね。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/40925 高校生にはこんな資料が配布されています。
染物屋はどうだろうか? 日本には伝統、文化や技術を継承する精神、心根として緻密さを持ち、価値を育む精神が根強くあると思います。これは大変嬉しいことです。
今まではどちらかと言うと下支えしてきた感が強いので、これからはどんどん表に出ていけば大衆に支持される可能性を秘めている仕事だと思います。
何でもそうかもしれませんが「自分次第、やり方次第」です。勿論たくさんの方々の協力の元、生かされることを忘れてはいけません。
環境の変化に対応しながらも「使命」と「価値」をしっかりと持ち、人口知能には持ち得ない「意識」をしっかりと持てば頑張っていけるような気がします。
「~すべき」ではなく「~したい」の意識があれば大丈夫です(^O^)
余談ですが、染屋をやりたい気持があるのなら、まずは企画、販促、構想といったプレゼン能力を養う勉強をして欲しいと思ってます。
何となく~雑感「価値を育む」
2016年12月19日
手仕事のぬくもりをお伝えする染職人 斎藤満です。
「人の価値とはその人が得たものではなく、その人が与えたもので測られる」という言葉を聞いたことがあります。
私の場合は「与えたも」のではありません。与えるだなんておこがましい。
わたし用に言い直すと「人の価値とはその人が得たものではなく、人の為にどれくらいお役に立てたかで測られる」 こうなります。
お役に立つシチュエーションは様々かと思いますが、お金には代え難い「喜び」だったり「ぬくもり」を感じて頂けたら嬉しいなぁと思います。
今、受験勉強に励んでいる学生さんも同じです。目標とすものを得ることが価値では無く、得た価値を今後、人の為に役に立てることが大切であると思います。進学して安心するのではなく、そこから更なる高みを目指して欲しいと思います。
勿論皆さんにとって努力している過程も価値があります。結果はどうあれ人間としての「はば」は確実に広がり、経験値もアップます。
なので結果を恐れずに頑張って下さい。見守っている力強い味方が近くにいます。
価値は育み、磨いていくもの。机上の空論にならないように、ボクも一緒に皆さんと行動、頑張りますのでよろしくお願いします。
何となく~雑感「へー んだんが~」
2016年12月10日
手仕事のぬくもりをお伝えする染職人 斎藤満です。
頭の良い人は凄いなぁ~。勉強させて頂きました。地図をこうやって見たことないので、おもしろいな~と思いました。
BS11寺島実郎の「未来先見塾」 寺島実郎さんと青森県知事、三村申吾(みむら しんご)さんとの対談より。
東京中心に考える傾向にありますが、「北東アジアにおけるグローバル物流拠点化」イメージ図。その可能性の大きさにびっくりです。
高速交通網の発展に伴い資源の活かし方を良く考えなければならないのだなと思いました。
また先日の講演会で聞いたお話を、別の日に放送してました。出演者は新田嘉一会長、佐高信さんでした。
外貿コンテナ貨物量の伸び率は、日本海側港湾への物流量が大きくなってきています。
寺島実郎さんは「日本海はユーラシア大陸の内海である」
佐高信さんは「港、商業と結びついた実学の街酒田」
新田嘉一会長は「偏差値という物差しで若者を見てはダメだ。眼光の鋭い、目の輝きがある生徒は教えれば必ずモノになる」
お三方の印象に残ったコメントを挙げさせて頂きました。
ありがとうございました(_ _)
何となく~雑感「自分は古い人間」
2016年12月05日
手仕事のぬくもりをお伝えする染職人 斎藤満です。
価値観の違い。
生まれた、育った、生きてきた時代が違う。
体験、経験でもって価値観がでる。
生き方、考え方が生まれる。
そして自分(我)という心が出来上がる。
となると「アイデンティティー」 集団への帰属意識はそれぞれ違って当然だと思います。
でも集団に属している限り、自分のいる立場から、立場だけでモノを考える、
効率を求めすぎる「セクショナリズム」的な考えは良くないと思いました。
自分はもう古い人間です。若い頃は先輩方の考えについていけないと思うことありました。
それなりの経験をさせて頂くと感謝の気持ちが芽生え「我(が)が我(われ)」に変わっていったような気がします。
そして今は皆で力を合わせてやっていきたいと常に思っております。
なぜなら次の世代、更にその次と、時代が変わっても協力しあって欲しいからです。
共に行動して感動を分かち合えることが理想です。
何となく~備忘録 「意識と認識」
2016年12月01日
手仕事のぬくもりをお伝えする染職人 斎藤満です。
頭の中だけでなく、文章として、自分の言葉として言えるように!
そして実行できるように(^^♪・・・備忘録シリーズ、第11弾。
先日の寺島実郎さん講演会でのお話し。興味深い内容でしたので you tubeで寺島実郎の「未来先見塾」でおさらいしました。
コンピュータ、人口知能は人間を超えるのか?
2,045年には人口知能、AIが自分で自分より賢いAIを開発していく時代がくるのでは?と言われています。
目的、手段、合理性という枠組みでのコンピュータ能力は益々高まっていくだろうと。
一方、その目的を設定する人間、課題設定能力というのが人間に大きく与えられた責任であり、役割でもあるそうです。
人間とコンピュータの違い。 人間は意識がある。感動、感受性がある。
コンピュータは認識するが意識はしない。持ち得るものではない。
「意識」という自発的な考え、行動が大事であるということ。
また「ぬくもり」を伝え、「温もり」を感じられるもの人間としての技。
「意識する」という技。ほんのですが私の心に意識されました。