〒998-0063 山形県酒田市南新町1-4-32
TEL 0234-22-1713
営業時間 平日9:00~18:00
琢成小学校「染め物愛好会!」
2025年01月28日
皆様お世話になっております。ブログは週1回か月4回アップを頑張る斎染さんです。1月26日はこの時期恒例の「酒田日本海寒鱈(かんだら)祭り」が中町で開催され、たくさんの人出で賑わいました。
そんな中、中町健康プラザでは琢成小5年生児童さん達による「チャリティバザー」が催されました。令和6年7月の大雨災害で被災された八幡地区の皆様への応援企画として一日限定「大沢チャリティーショップ」がオープンされました。
昨年の12月、この企画を児童さん達から電話で聞きました。電話ではコミュニケーションがとり辛いこともあり、直接会うことになりました。話し合いの結果、斎染さんで使わなくなった手ぬぐいを用いて「あずま袋」を児童さん達がミシンで縫って作成し、チャリティで販売することになりました。
販売当日になるまで、その後の進捗や内容は一切聞いておりませんでしたが、行ってびっくり!会場は大盛況でした。チャリティ販売ブースはあずま袋以外もあり、全部で5箇所ありました。
あずま袋コーナーでは販売する為の説明と工夫がしっかりとされておりました。そして嬉しいことに「琢成染め物愛好会」というボードがありました。これには斎染さん胸が熱くなりました。この中から未来の染め職人が誕生したりして 笑
用意したあずま袋は完売しました。そして売上の全額を義援金として寄付されるそうです。大沢のみなさんの為に、たくさん頑張ってくれた琢成小学校5年の児童さん達。「キミたちは最高だぜ!」
大人の休日倶楽部を利用して
2025年01月25日
先週末、大人の休日倶楽部を利用して東京に行ってきました。
全染研の役員会(染物組合)では昨年の反省と今年1年間の活動計画を話し合いました。
会議後の懇親会は今半銀座店にて「最高のすき焼き」を頂きました。
会議、懇親会共に刺激を頂き様々な「プラスの感情」が溢れ出た楽しい時間でした。
翌日は「一粒万倍の日」ということで神社参拝と好きなクラフト系のお店散策をして過ごしました。
久しぶりに訪れた大都会は、やっぱり魅力がいっぱいでした。街の賑やかさに心が躍り、日常とは違うたくさんのことを楽しむことができました。
旅行での楽しい時間も最高でしたけど、今週は多少疲れ気味なので、家で過ごす静かなひとときもやっぱり大事ですね。旅先で得た新しい刺激を胸に、来週からも頑張れそうです!
2月は28日しか無く、祝日が2日あります。イベント出店を3回予定しているので、あっという間に終わりそうです。油断せず今のうちに効率的な計画を立てながら過ごそうと思います。
それでは皆様、楽しい休日をお過ごしください。お仕事の皆様、次のお休みまでファイトです!
令和7年「斎藤染工場は創業99年です」
2025年01月01日
あけましておめでとうございます。昨年は大変お世話になりました。令和7年斎藤染工場は創業99年となります。
創業100年に向けて今年は記念事業的な事をしたいと思います。思い描いているのは「化学染料×天然染料」のハイブリッド染めです。まずは実験ベース進めていく訳ですが、商業ベースになるように商品化を目指したいと思います。上手くいくかどうか分かりませんが温かく見守って頂けましたら幸いです。
画像は昭和13年頃の作業風景です。お世話になっている方にモノクロ画像をカラー化して頂きました。画像には父と伯母を抱っこしているおばあちゃんおじいちゃんと従業員さんらしき人が写ってます。染めたの神社幟、のれんを天日干ししてます。
染物屋を始めた祖父母、続けた父母に感謝し、良い形で100周年を迎えたいと思っております。
では本年もよろしくお願いします。
出羽さんの年越し蕎麦
2024年12月31日
令和6年の大晦日は出羽さんの「年越し蕎麦」を頂きました。「でわかおり」という山形県産のオリジナル品種です。「生5玉」で3500円です。
こちらは以前、お店で頂いた「でわかおり」の蕎麦です。太麺で弾力があり、噛むとしっかりお蕎麦の香りも出てきて美味しかったです。
せっかくなので麦切り(3人前)も一緒に頂きました。「生3玉」2,300円です。つるつる、もちもちの食感。どちらも美味しく頂きました。
ゆで方、食べ方は親切丁寧な説明書が添えられていますので美味しく頂くことができました。
酒田ではとても有名、本格的な手打ち蕎麦屋さんです。是非ご賞味下さい。
何となく~雑感「特別感」
2024年12月04日
先日チョコQ助を地元スーパーで購入しました。その数カ月前には女将の美智子さんが青森に帰省した際にお土産として買ってきてくれました。製造元が同じチョコQ助なのに価格、パッケージに差があります。おおよそ見当は付きますが、整理する意味も込めまして改めてその違いを考えてみました。
スーパーは、地元住民が日常的に利用する場所として設定されています。そのため、価格競争が激しく、安価な価格設定が必要です。一方、お土産店は観光客をターゲットにしており、商品に「旅行先の特別な価値」が付加されています。この特別な価値が価格に反映されていると考えられ、「販売環境と顧客層の違い」が価格の差として表れております。他にも「運営コストの差」や「購買体験の違い」そして「心理的要因」など考えられます。
斎染の商品に今のところ、この違いはありませんが、イベントの内容によっては出品内容を変えたりします。もの作りする側としては商品の価値を高めたいという気持ちは常に持っているので、露出度を上げつつそれに合った環境で販売したいと思っております。
いよいよ師走に突入しました。今年もたくさんの方々にお世話になり、たくさんの学びを頂きました。来年はそういったことを今まで以上に考えながら活動して参りたいですが、まずは良い締め括りができるようにラストスパートしたいとなぁと思った斎染さんでした。