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TEL 0234-22-1713
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「YUI×斎染の作品」海を渡る!
2020年02月12日
ピアノ柄手ぬぐいといえば斎染、
手仕事のぬくもりをお届けする斎染です。
斎染作品が海を渡りました。
まずは試行錯誤の渡航第一便です(笑)
「猫豆絞り手ぬぐい」や「猫ミニ風呂敷」のデザイナーで
現在、フランスにお住いの高砂裕伊(たかさごゆい)さんから
嬉しいお知らせを頂きました。
(バスクの風景です)
以下、お店の紹介は現地の高砂裕伊さんより。
「YAOYA」
日本人の女性デザイナーさんとフランス人のフォトグラファーさんご夫婦が、
地域の人のコミュニケーションの場として、
農家さんの新鮮なビオの野菜をお届けする場として、
また日本の食材や文化発信の場として、
2年前にフランス南西部(フランスバスク)の
小さな村ゲタリーで始めたのが八百屋(店名はフランスでもそのまんまYAOYA!)さんです。
(バスクの街です)
ここバスクの新鮮なビオ野菜やチーズやパンと、
日本の食材や品物を取り扱っています。
また、店内には小さな座敷スペースがあって、
毎日日替わりでワークショップなども行われます。
地元の人はもちろん、パリやトゥールーズからも、
雑誌などでこのお店のことを知って来たというお客さんも。
オーナー夫妻の思いのこもったお店に、
手ぬぐいを置いていただくことになりました。
~商品の説明~
Les Tenugui sont des serviettes japonaises teintes par un artisan au Japon qui les teint une par une soigneusement.
On peut s’en servir pour de multiples usages : envelopper une bouteille ou un cadeau, s’en servir comme garde-poussière, décorer une pièce de sa maison, ou même encore s’essuyer le visage lorsqu’il fait trop chaud !
※ Ne lavez pas votre Tenegui avec du linge blanc lors de la première lessive.
~日本語に訳すとこうなります~
手ぬぐいは、日本の職人によって一枚一枚丁寧に染められた日本のタオルです。
様々な使い方が可能で、例えば、瓶などを包んでプレゼントにしたり、埃除けにしたり、
インテリアとして室内を飾ったり、または、暑い日に顔を拭ったりもできます。
※最初に洗濯するときは白いものと洗わないでください。
日本の伝統品がフランスの皆様にお目見えできるなんて幸せです。
オーナーさん夫妻からは「作品のバリエーションを増やしては?」という
有難い言葉や、レトロで日本的な柄の提案を頂いているそうです。
これからが楽しみですが、あせらずボチボチとやって参ります。
どうぞよろしくお願い致します。
「MinaHomi Design Workshopさんと」~ふわっとした感じに編~
2019年12月31日
ピアノ柄手ぬぐいといえば斎染、
手仕事のぬくもりをお届けする斎染です。
「MinaHomi Design Workshopさんと」 風呂敷が完成しました。
そして写真を送って頂きました。
モデルはMinaさんHomiさん姉妹です。
「風呂敷を持って写真を撮って欲しい」と
無理を言ってお願いしたところ快諾して頂きました。
笑顔がステキ、チャーミングな姉妹さんです。
風呂敷の「ふわっ」とした感じをテーマに!
「ブログをご覧になっている皆さんにお伝えしたくて!」
ということで、このような写真を撮ったのだそうです。
ただ撮るだけではに「面白さに」欠けると思ったのですね。
風呂敷の「ぬくもり」或いは「素材感」を
伝えてくれてる気がしました。さすがデザイナーさんです。
演出もチャーミングだと思いました。
上の写真、表情は見えませんが、なんか楽しそうです(*^^*)
また風呂敷のデザインからMinaHomiさんの心根、
「優しさ」を感じます。
この写真はアーティスティックな雰囲気ですね(*^^*)
たくさん写真を撮って頂いた中で、ほんの一部を
紹介させて頂いております。
ちなみに生地ですが、「シャンタンのほうが良いかも…!と
(おそらくですが右側の風呂敷がシャンタン生地だと思います)
生地の凹凸がより風呂敷っぽくて素敵でした」
というお二人の意見でした。
さてこれからの展開は!? それは来年のお楽しみということで。
今年もお世話になりありがとうございました。
染物を通してたくさんの「ふれあい」と「えにし」が生まれ
とても楽しい1年だったと思います。
さて来年はどういった年になるのでしょうか?
基本的なスタンスは今までと変わりませんが
とても楽しみでチュー。
それでは皆様は楽しい年末年始をお過ごし下さいませ。
「MinaHomi Design Workshopさんと」~生地のチョイス編~
2019年12月26日
ピアノ柄手ぬぐいといえば斎染、
手仕事のぬくもりをお届けする斎染です。
「さて次回は完成した風呂敷のお披露目となります。」と
前回申し上げましたが・・・かたじけない!もう少しお待ち下さい。
只今、縫製のマダムが仕事をしている最中です。
年内には完成のご報告をさせて頂けると思っております。
なので今回の「MinaHomi Design Workshopさんと」は
生地についての説明を少しさせて頂きます。
全体はまだお見せできないので、ご勘弁下さい。
上の画像、生地は40ブロード(よんまるぶろーど)になります。
下の画像はシャンタンになります。どちらもコットン(綿100%)です。
比較して違いがお分かり頂けますよね?
生地の表面はブロードがフラット、
シャンタンは太い線と細い線が混ざっています。
↑ 参考までに、斎染ロゴが染まってあるところもお見せします ↓
生地の種類によって染め抜いた柄、文字に微妙な違いが出ます。
そして風合いも変わります。
いちおう風呂敷として使われるポピュラーな綿生地を
紹介させて頂きました。
ちなみに40ブロードは約72×71㎝のサイズで
シャンタンは約75×73㎝で仕上がる予定です。
どちらの生地をメインにするかは
MinaHomi Design Workshopさんと相談して決めたいと思います。
また、パターン柄なので「あづま袋」としても使えたらと・・・
これも要相談ですね(笑)
では次こそ完成報告をさせて頂きますので
よろしくお願い致します。
MinaHomi Design Workshopさんと ~染めだよ編~
2019年12月11日
ピアノ柄手ぬぐいといえば斎染、
手仕事のぬくもりをお届けする斎染です。
お待たせしました。皆様お待ちかね、
メインであります「染め」仕事の投稿です。
版の上に染料を置き、スキージという先端が「ゴム」になっている
大きな木へらを動かし、均一に染料を生地に染めます。
これは「捺染・なせん」という染め方です。
今回は2枚続けて染めました。
Minaのロゴです。型より線が細くなっているのが、
お分かり頂けますでしょうか?
斎染のロゴは同じように文字が細くなっております。
逆のパターンとして庄内柿の間隔は少し狭くなっております。
染料が寄る、わかりやすい言葉で言うと「にじむ」という
ことになります。にじみ具合は糊の粘土、その時々の季節、気温、
色の濃度、そして染める生地によって調整します。
染めた風呂敷は→乾燥→色止め→色の定着(一晩寝かす)
(翌朝)→水元・洗い作業→乾燥→整理→裁断→縫製→検品で完成となります。
さて次回は完成した風呂敷のお披露目となります。
完成品の色は写真のような染めた直後とは見た目が違います。
楽しみにしてて下さい。
「MinaHomi Design Workshopさんと」~型作り編~
2019年12月03日
ピアノ柄手ぬぐいといえば斎染、
手仕事のぬくもりをお届けする斎染です。
「MinaHomi Design Workshopさんと」3回目です。
今回は「型作り編」の投稿です。
まずは分かりやすくお見せする為に、型紙を
はがした状態、全体像です。
こんな感じです。「庄内柿、庄内柿、庄内柿・・・」いったい何個あるでしょうか?
それでは「ざくっと」ですがご説明します。Mina Homiさんから
頂いたデータを元に、PC上(イラレ)でレイアウトを行います。
そして作ったデータをプロッターに出力(カッティング)します。
カッティングが終わりましたら、手で型紙をはがしていきます。
型紙をはがしている箇所とはがしてない箇所です。お分かり頂けますよね?
「Mina」さんのゴロです。染める前の型なので0.5mmオフセットかけて
文字を太くしました。
反対側には「斎染」のロゴがあります。同じように染めのにじみを考慮し
0.5外にオフセットかけております。
スクリーン(紗・しゃ)に貼るとこんな感じです。
さて、次回はいよいよ「染め」になりますが・・・
実は工場の灯油バナーが故障し、新品を探してます。
ネットで探したり、業者さんに問い合わせしてみたり、
今のところ、良い回答は頂いておりません。
「ソーピング」という仕事に使う機械でして、それが無いと
仕事になりません。(斎染の一日 をご覧下さい。)
なのでそれが見つかったら染めを行い、ブログの更新も
できると思いますので、皆様、良い灯油バーナーが
見つかること、斎染さんと一緒に願って下さいね~(^^)v
それではまたよろしくお願い致します。