〒998-0063 山形県酒田市南新町1-4-32
TEL 0234-22-1713
営業時間 平日9:00~18:00
何となく~雑感 改めてまして「印染・しるしぞめ」です
2023年08月27日
持続可能な社会を日本の伝統アイテムで表現!
あずま袋でSDGs、夫婦二人三脚の染物屋、斎染です。
7月、8月とテレビで取り上げて頂きました。お陰様で実店舗やネット販売、特に観光施設の「酒田夢の倶楽」さんでは、多くのお客様に斎染商品を手に取って頂いたそうで、とても有難く思います。
取材時に斎染さんは何を染めいる染物屋さんなんですか?というご質問を頂きます。
斎藤染工場は「印染・しるしぞめ」を生業としている染物屋です。

平安時代、元々当時の貴族が所有を表すための牛車に印をつけたことが始まりとされます。家紋や、戦いの場で敵味方を識別する目印として自分の属性を示したり、個の確立のためにつけられた「印」を、旗やのぼりに染めたりしたのが「印染」の始まりとされております。祭りやイベント、四季の行事といったハレの場を盛り上げるものとして日本には欠かせない技術の一つです。室町時代から江戸時代にかけて発展し現在まで伝わっています。印染の技法は様々ありますが、当方では主に染料による捺染(なせん)という方法で、肌に優しい生地の風合いを生かした製品を作り上げております。

改めて申し上げます。斎藤染工場は「印染・しるしぞめ」を生業としている染物屋です。
長年、社寺幟や袢天、のれんなどの印染を手がけておりますが、「染物をより身近に感じてほしい」と「伝統×親しみ」を心がけ、現代にも馴染む手ぬぐい、風呂敷などのオリジナル作品をデザイナーさんからご協力を頂きながら制作し、手仕事の温もりをお客様の元にお届けできるよう丁寧に染めております。
「どすコイやまがた」に出演しました
2023年08月20日
持続可能な社会を日本の伝統アイテムで表現!
あずま袋でSDGs、夫婦二人三脚の染物屋、斎染です。
8月16日水曜日、TUY・テレビユー山形で、夜7時から放送の「どすコイやまがた」に出演しました。

テレビをご覧になった方はご存じかと思いますが、MCのお二人、勝手にオネーサン、大塩由起さんと当方の商品を紹介しました。

そして後半では、染め体験を行って頂きました。これがなかなか面白かったです。
勝手にオネーサン、とても上手に手ぬぐいを染めました。大塩さんは 盛り上げ上手!演技(演出)は微笑ましく感じました。
息の合ったお二人の掛け合いがとても楽しかったです。
見逃した方は見逃し無料配信 TVer(ティーバー) をご覧になって下さい。

体験で染めた手ぬぐいと同じデザインのものを抽選で10名の皆様にプレゼントします。

応募締切は8月30日消印有効です。ぜひご応募して下さいね。よろしくお願いします。
最後は4人で記念撮影です。気軽に応じてくれてありがとうございました。

勝手にオネーサン、大塩由起さん、染物体験は楽しんで頂けましたでしょうか? 長時間の撮影お疲れ様でした。
2023年 残暑お見舞い申し上げます
2023年08月13日
持続可能な社会を日本の伝統アイテムで表現!
あずま袋でSDGs、夫婦二人三脚の染物屋、斎染です。
皆様、残暑お見舞い申し上げます。
7月22日頃から梅雨明けし、以降はずーっと暑い日が続いておりますね。
何だかんだで闘魂注入しながら過ごして参りましたが、ブログを書く気力は夜には失せてしまい、だいぶお久しぶりの投稿となってしまいました。
(お買い物は午前中をおススメします。午後は陽射しが強いしエアコン無いので)
冬の大寒時期に比べたらまだ仕事はやりやすいと思いますが、
夕食後、小1時間の仕事は猛暑期間は体力温存の為しておりません。
でも女将の美智子さんとそれなりに工夫して仕事ができているのでいちおう満足しております。
エアコンが無い仕事場は基本午前中が勝負です!
先日は庄内柿柄手ぬぐいを暑さボケで紺色を間違えて黒で染めてしまいました。仕上がりをデザイナーのミナホミさんにお見せしたことろ、「モノクロで北欧っぽくてカッコいい 」というお言葉を頂きました。

せっかくなので数量限定で夢の倶楽で近々販売しますのでよろしくお願いします。
束の間のお盆休みですが、十分な栄養も摂りながら、ほんのちょっと仕事しながら、休んでいる次第です。

こう暑いと鰻が本当に身に染みます。いつものように美味しく頂きました。では皆様、楽しいお盆休みをお過し下さいませ。
YBCテレビ「ピヨ卵ワイド」に5年ぶりに出演しました
2023年07月22日
持続可能な社会を日本の伝統アイテムで表現!
あずま袋でSDGs、夫婦二人三脚の染物屋、斎染です。
7月21日金曜日、YBC山形放送夕方4時50分から放送の「ピヨ卵ワイド」の出動なまちゅうに出演しました。

YBCアナウンサーの山本倖千恵さんにお越し頂き「さかたのかわいい手ぬぐい」と「もっと!さかたのかわいい手ぬぐい」を2人で紹介しました。

たくさんの手ぬぐいを紹介して頂きましたが、山本さんが気になった柄は「アニマル柄手ぬぐい」でした。

そしてクイズでは「庄内柿柄手ぬぐい」とたくさんの「大人かわいい酒田の魅力」を発信することができたと思います。
放送時間帯は夕方5時台なので西日が当たりとても暑かったです。

番組の後半では、工場の方で捺染の実演を行いました。暑い中2人は袢天を着ての中継です。ほんま暑かった!

最後は3人で記念撮影です。

山本さん、YBCスタッフの皆様、大変お世話になりました。 また暑い中での中継、 大変お疲れ様でした。
何となく~雑感「オリジナル商品とオーダー商品」
2023年07月09日
持続可能な社会を日本の伝統アイテムで表現!
あずま袋でSDGs、夫婦二人三脚の染物屋、斎染です。
商品を作るという点ではオリジナル商品とオーダー商品は同じですが、
それを販売(納品)するとなると、添えるもの、準備す事柄が違うと最近感じるようになりました。
オーダー商品はお客様から「このように(見本通り)して下さい」という要望が大半です。
もちろんそれに応じたたくさんの準備、詳細相談、一方通行にならない商談、意思相通、
その他大事なことがたくさんあります。
はじめてのお客様には「印染とは何か?」から説明する場合がございます。
かたや、オリジナル商品は
・商品の物語が必要
・プレゼン、発信能力が必要
・販売、デザイン、情報発信はデザイナーさんとの協業が必要
・業界の歴史を学ぶことが必要
・日々の確認。フィールドワークが大事

細かいことを挙げたらたくさんあります。先日はクレジットカード払いご希望のお客様の要望に、機器の不具合で応えることができなくて、大変失礼しました。(私自身そうとう慌てました)
そのひとつの商品がお客様にとっての全てになるので、
モノを販売するにはたくさんの準備が必要だなぁ~と思う次第です。

今年はコロナが落ち着いて、低迷していたオーダー商品の受注が 増えるのかな?と思い臨んでましたが、
半年経過した今、斎染オリジナル商品のウエイトが少しずつ高くなってきていると感じる今日この頃です。

最後に上記二つのオリジナル帆前掛け(ほまえかけ)を紹介します。
帆前掛をけに青に染めた 刺子生地のポケットを 取付けました。別色も検討中です。
丈約40㎝短いタイプと 約70㎝の長いタイプが あります。
こちらの商品は酒田夢の倶楽で販売しております。