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ピンセットは大事な仕事道具です
 2020年02月26日
ピアノ柄手ぬぐいといえば斎染、
夫婦二人三脚の染物屋、斎染です。
染屋の日常。 「ピンセット」 仕事道具です。
小さい文字をはがす仕事がありました。
今まで、使い慣れていたピンセットと目打ちで
仕事してましたが、視力も衰えはじめ(笑)
なかなかうまくいきません。
型(シート)をはがす時に先が尖っていて、細かい文字がはがしやすく、
ピンセットに粘着がくっつかないものを探してました。

ネットで検索したら、用途に合わせて色々あるもんだと思いました。
その中で ANEX という工具メーカーを見つけました。
2本ウチに合いそうなピンセットがあったので即購入しました。
到着後、今となっては必需品の「ハズキルーペ」をして、はがしてみました。

なるほど、なるほど。
左の赤いグリップはカッティングシートをはがす時にくっ付かないです。
右の黄色のグリップは赤グリップより先が尖っていてはがしやすいです。
でも、シートがくっ付いてしまう時があります。

つまり、非粘着性では赤グリップ>黄グリップ
はがしやすさでは 黄グリップ>赤グリップ
という結果、ANEXさんの謳い文句通りの結果でした。
なので次買う時は、ふたつの特徴をひとつにまとめた
ハイブリッドなピンセットが販売されることを願っております。
当たり前ですが道具ひとつで仕事のはかどり方が違います。
物事に疎くなり始めたお年頃orz
この度、このような小さい文字をはがす仕事に出会えたこと、
あったらいいなこんなモノ!と考える機会を
頂いたことに「メルシー」です(*^^*)
マスクのポイ捨てやめましょう!!
 2020年02月23日
ピアノ柄手ぬぐいといえば斎染、
夫婦二人三脚の染物屋、斎染です。
先日、お世話になっている ㈱ニゴロデザイン 高橋社長から
メッセンジャーを通して写真を頂きました。

「マスク入れになりますね」のひと言。
おーなるほどと思い、早速ブログネタにさせて頂きました。
その後間もなく、新型コロナウイルス予防の為にしている
マスクをポイ捨てする人が多いというニュースを見ました。

当然ダメだよ〜。なんでそんなことするかな~と思いました。

いとうことで、以前、「お薬手帳や御朱印帳入れ」にと紹介した
帆布ファブリックケースがお役に立つのでは?と
改めてのブログアップになります。
外側が帆布生地で中開くと水玉模様になってます。

バッグインケースとしてカバンの中がものでいっぱいになり
ジャングルみたいに「わちゃわちゃ」しないよう
整理して持ち歩きましょうね〜(^_^)v

暖冬ということもあり、花粉症が早めにやってきそうです。
先ほど申し上げましたが、モノを整理するためのケースです。
それを大きなカバンに入れて持ち歩き、きちんと捨てれば、
気持ちの面からスマートなジェントル、レディで
いられるのでは?というご提案でした~。
「メルシー」(^^)v
40年という時を経て「ご縁が深まり絆となる」
 2020年02月21日
ピアノ柄手ぬぐいといえば斎染、
夫婦二人三脚の染物屋、斎染です。
2月15日~17日まで全国青年印染経営研究会、岩手総会。

盛岡

花巻

一関、縦断の旅です。

旅といってもお世話になっている染物組合の総会です。
しかも私が一員でもある北日本ブロック(北海道・東北ブロック)
主催の総会です。この2年間、直前会長としての職務、
総会設営準備の仕事をほとんどしていなかったので、
何が何でも行かなきゃという思いで女将の美智子さんと参加してきました。
メイン行事は総会ですが、工場見学、懇親、観光と
内容は盛りだくさんです。

総会の議事が終わり、新会長に就任された亀崎さんより
直前会長の任を終えた私に花束を頂きました。
亀崎さんは鹿児島なので薩摩藩。私は酒田なので庄内藩。
時を越えて薩摩の方よりまたこのようなご厚情を賜り感謝の気持ちでいっぱいです。
私が申し上げるのは甚だおこがましいことではありますが、
印染業界の為に頑張って参りましょう。これからもよろしくお願い致します。
昭和53年1978年に岩手県花巻市で開催された総会に、
他界している両親が参加しておりました。
モノクロ写真はその時の集合写真です。時を経て今年も岩手で開催され、

総会会場は花巻市です。先ほど申し上げましたように、
女将の美智子さんとの参加です。
偶然とは言え両親と同じように、花巻の地で夫婦での参加です。
「次世代への継承」という意味で先人のお導きがあったと思います。
また、親の代より「ご縁」を頂いた皆様と40年という時を経て
「絆」として深く結ばれたような気がします。
岩手県は染屋を継ぐ前に、サラリーマンとして生活しておりました。
3年半程暮らし社会人として人間形成を育んだ街です。
それもあってか、いつもに増して感慨深い総会でした。
米さんのうるげる紙芝居「手ぬぐい」
 2020年02月14日
ピアノ柄手ぬぐいといえば斎染、
手仕事のぬくもりをお届けする斎染です。
先日、米田佐之助さんと手ぬぐいを通じてご縁を頂きました。

快く写真撮影に応じてくれた米さん。本当にありがとうございました。
手ぬぐいをデザインしたのはお友達の小松広幸さんです。

「うるげる」って言葉イイですね。人それぞれとらえ方が違うかもしれませんが
最終的にはみんな「ほっこりする」とか「心温まる」感じになるのかな~と思います。
こちらの画像は「酒田市広報」です。
2月1日号の「私の街 さかた」に米さんが掲載されました。

米さんのご活躍の様子が紹介されています。
紙芝居を通して「ふるさとの良さを感じる場面を提供したい」
という言葉が書かれてましたが、記事の内容から
子供たちに十分伝わっていると感じました。
こういった気持ち、活動は私が常に思っている「染物を通してお客様とのふれあい」
「お客様に寄り添う」ということに通じると思いました。でも、
私の場合は伝え方が下手なので、今度、米さんに教わりたいと思います。
また、手ぬぐいをお渡ししたこの日、別の話題で盛り上がりました。
それを紹介できる日が来ると思いますので皆様楽しみに
待ってでくださいの~。
「YUI×斎染の作品」海を渡る!
 2020年02月12日
ピアノ柄手ぬぐいといえば斎染、
手仕事のぬくもりをお届けする斎染です。
斎染作品が海を渡りました。
まずは試行錯誤の渡航第一便です(笑)
「猫豆絞り手ぬぐい」や「猫ミニ風呂敷」のデザイナーで
現在、フランスにお住いの高砂裕伊(たかさごゆい)さんから
嬉しいお知らせを頂きました。

(バスクの風景です)
以下、お店の紹介は現地の高砂裕伊さんより。
「YAOYA」
日本人の女性デザイナーさんとフランス人のフォトグラファーさんご夫婦が、
地域の人のコミュニケーションの場として、
農家さんの新鮮なビオの野菜をお届けする場として、
また日本の食材や文化発信の場として、
2年前にフランス南西部(フランスバスク)の
小さな村ゲタリーで始めたのが八百屋(店名はフランスでもそのまんまYAOYA!)さんです。

(バスクの街です)
ここバスクの新鮮なビオ野菜やチーズやパンと、
日本の食材や品物を取り扱っています。
また、店内には小さな座敷スペースがあって、
毎日日替わりでワークショップなども行われます。
地元の人はもちろん、パリやトゥールーズからも、
雑誌などでこのお店のことを知って来たというお客さんも。
オーナー夫妻の思いのこもったお店に、
手ぬぐいを置いていただくことになりました。

~商品の説明~
Les Tenugui sont des serviettes japonaises teintes par un artisan au Japon qui les teint une par une soigneusement.
On peut s’en servir pour de multiples usages : envelopper une bouteille ou un cadeau, s’en servir comme garde-poussière, décorer une pièce de sa maison, ou même encore s’essuyer le visage lorsqu’il fait trop chaud !
※ Ne lavez pas votre Tenegui avec du linge blanc lors de la première lessive.
~日本語に訳すとこうなります~
手ぬぐいは、日本の職人によって一枚一枚丁寧に染められた日本のタオルです。
様々な使い方が可能で、例えば、瓶などを包んでプレゼントにしたり、埃除けにしたり、
インテリアとして室内を飾ったり、または、暑い日に顔を拭ったりもできます。
※最初に洗濯するときは白いものと洗わないでください。

日本の伝統品がフランスの皆様にお目見えできるなんて幸せです。
オーナーさん夫妻からは「作品のバリエーションを増やしては?」という
有難い言葉や、レトロで日本的な柄の提案を頂いているそうです。
これからが楽しみですが、あせらずボチボチとやって参ります。
どうぞよろしくお願い致します。