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「MinaHomi Design Workshopさんと」~ふわっとした感じに編~
2019年12月31日
ピアノ柄手ぬぐいといえば斎染、
手仕事のぬくもりをお届けする斎染です。
「MinaHomi Design Workshopさんと」 風呂敷が完成しました。
そして写真を送って頂きました。
モデルはMinaさんHomiさん姉妹です。
「風呂敷を持って写真を撮って欲しい」と
無理を言ってお願いしたところ快諾して頂きました。
笑顔がステキ、チャーミングな姉妹さんです。
風呂敷の「ふわっ」とした感じをテーマに!
「ブログをご覧になっている皆さんにお伝えしたくて!」
ということで、このような写真を撮ったのだそうです。
ただ撮るだけではに「面白さに」欠けると思ったのですね。
風呂敷の「ぬくもり」或いは「素材感」を
伝えてくれてる気がしました。さすがデザイナーさんです。
演出もチャーミングだと思いました。
上の写真、表情は見えませんが、なんか楽しそうです(*^^*)
また風呂敷のデザインからMinaHomiさんの心根、
「優しさ」を感じます。
この写真はアーティスティックな雰囲気ですね(*^^*)
たくさん写真を撮って頂いた中で、ほんの一部を
紹介させて頂いております。
ちなみに生地ですが、「シャンタンのほうが良いかも…!と
(おそらくですが右側の風呂敷がシャンタン生地だと思います)
生地の凹凸がより風呂敷っぽくて素敵でした」
というお二人の意見でした。
さてこれからの展開は!? それは来年のお楽しみということで。
今年もお世話になりありがとうございました。
染物を通してたくさんの「ふれあい」と「えにし」が生まれ
とても楽しい1年だったと思います。
さて来年はどういった年になるのでしょうか?
基本的なスタンスは今までと変わりませんが
とても楽しみでチュー。
それでは皆様は楽しい年末年始をお過ごし下さいませ。
「MinaHomi Design Workshopさんと」~生地のチョイス編~
2019年12月26日
ピアノ柄手ぬぐいといえば斎染、
手仕事のぬくもりをお届けする斎染です。
「さて次回は完成した風呂敷のお披露目となります。」と
前回申し上げましたが・・・かたじけない!もう少しお待ち下さい。
只今、縫製のマダムが仕事をしている最中です。
年内には完成のご報告をさせて頂けると思っております。
なので今回の「MinaHomi Design Workshopさんと」は
生地についての説明を少しさせて頂きます。
全体はまだお見せできないので、ご勘弁下さい。
上の画像、生地は40ブロード(よんまるぶろーど)になります。
下の画像はシャンタンになります。どちらもコットン(綿100%)です。
比較して違いがお分かり頂けますよね?
生地の表面はブロードがフラット、
シャンタンは太い線と細い線が混ざっています。
↑ 参考までに、斎染ロゴが染まってあるところもお見せします ↓
生地の種類によって染め抜いた柄、文字に微妙な違いが出ます。
そして風合いも変わります。
いちおう風呂敷として使われるポピュラーな綿生地を
紹介させて頂きました。
ちなみに40ブロードは約72×71㎝のサイズで
シャンタンは約75×73㎝で仕上がる予定です。
どちらの生地をメインにするかは
MinaHomi Design Workshopさんと相談して決めたいと思います。
また、パターン柄なので「あづま袋」としても使えたらと・・・
これも要相談ですね(笑)
では次こそ完成報告をさせて頂きますので
よろしくお願い致します。
何となく~雑感 「無私 生かされているという気持ち」
2019年12月21日
ピアノ柄手ぬぐいといえば斎染、
手仕事のぬくもりをお届けする斎染です。
「無私」=私心・我利・我欲・エゴなどの
「自分のため」といった感情がない状態。
またはその人自身が他を認識する為のメジャー・私的計測基準
などを排除して、他の存在自体・そのもの自体を
認識できる状態のこと。
無私の境地で判断する事によって、
そのもの自体をより確実に正確に認識できるようになる。
~ウキペディアより~
先日の山形新聞の記事に「女性の無私」とあった。
おばあちゃんが人様の孫を見つけて可愛がる様子を
例にあげてくれてます。笑顔、声音、態度に疑心や私心が無い。
心底「めんごい・かわいい」と声をかけている様子、
「女性の無私」に「とても敵わないな」と
投稿者さんがおっしゃってます。
一方、男性は年を重ねてもなかなか嫉妬心や競争心を引きずって
生の生々しさから抜け出しきれない。男性の多くは幾つになっても
自分を勘定に入れてしまう。また「生かされている」という
感覚より「生きている」という感覚の方が強い。
女性はその逆の「生かされている」という感覚が強いとあります。
「無償の愛」の気持ちが強い表れなのかもしれませんね。
(写真は先代女将、母が孫を抱いているところです)
私はわかるような気がします。
私も子育てしてきた中で、「女将であるママの愛」には
敵わないと思ってきました。
皆さん思うこと様々あると思いますが、
「おれが、おれが」的な行動や発言は、
(経営者の集まりでは時々ある光景のひとつです。)
その人のらしさであり、血気盛んで、元気な証拠という
ことなので悪いことではありません。
でもその気持ちが強い分だけ「生かされている」
ということに気が付くのが遅くなり、
「心穏やかに、感謝の念」を持って過ごす時間が
人より少なくなるような気がします。
「ひと、他人(ひと)が居てこその自分」です。
毎度、とりとめのない話にお付き合い頂きありがとうございました。
追伸:あとで見返すと、誤字、脱字が多いな~orz
手ぬぐいの版で風呂敷を染めてみた!!
2019年12月16日
ピアノ柄手ぬぐいといえば斎染、
手仕事のぬくもりをお届けする斎染です。
水玉模様の風呂敷を染めました。
テーブルクロスとしても良いなあと。
色は抹茶色です。抹茶色の手ぬぐい仕事があり、
その残りを使用しました。生地は天竺です。
版は手ぬぐいの版を利用しました。
w105㎝×h36㎝の巾が狭い版です。まず1回目普通に染め、
2回目生地を1回折り重ね染め、
最後3回目、同じように生地を折って、
更に重ね(生地が三重)染めをします。
アバウト103㎝×106㎝の大きさに染め上がりました。
生地を折った継ぎ目、染料の継ぎ目跡がわかりますが、
風呂敷、或いはテーブルクロスとして
使うのでとりあえず「no problem」です。
今、赤系で染料が余っているので
それを同じように染めてみようと思います。
でも継ぎ目が目立たないようにしたいです。
また違う版でもできるような気がしますので
遊びながらトライしてみようと思います。
話し変わりまして、
12月から当方でも「ペイペイ・Pay Pay」に限り
キャッシュレス還元事業にエントリー、
経済産業省からの5%還元があります。
そしてクレジットカードでもOkとなるように
「スクエア」で申請中です。
皆様、どうかご活用下さいませ。
MinaHomi Design Workshopさんと ~染めだよ編~
2019年12月11日
ピアノ柄手ぬぐいといえば斎染、
手仕事のぬくもりをお届けする斎染です。
お待たせしました。皆様お待ちかね、
メインであります「染め」仕事の投稿です。
版の上に染料を置き、スキージという先端が「ゴム」になっている
大きな木へらを動かし、均一に染料を生地に染めます。
これは「捺染・なせん」という染め方です。
今回は2枚続けて染めました。
Minaのロゴです。型より線が細くなっているのが、
お分かり頂けますでしょうか?
斎染のロゴは同じように文字が細くなっております。
逆のパターンとして庄内柿の間隔は少し狭くなっております。
染料が寄る、わかりやすい言葉で言うと「にじむ」という
ことになります。にじみ具合は糊の粘土、その時々の季節、気温、
色の濃度、そして染める生地によって調整します。
染めた風呂敷は→乾燥→色止め→色の定着(一晩寝かす)
(翌朝)→水元・洗い作業→乾燥→整理→裁断→縫製→検品で完成となります。
さて次回は完成した風呂敷のお披露目となります。
完成品の色は写真のような染めた直後とは見た目が違います。
楽しみにしてて下さい。