何となく~雑感RSS

  • ピアノ柄手ぬぐいといえば斎染、

    夫婦二人三脚の染物屋、斎染です。

     

    お客様が2mの長さで麻の葉模様の手ぬぐいをご所望です。

    通常1mなのでとても長いです。

     

    「まずは考えてやってみます!」と頂いた仕事を本日トライしてみました。

     

    指さしたところが継ぎ目です。ほぼ分からないですね!

    麻の葉柄は子供の健やかな成長を願う柄であり、魔よけの意味もあると聞きます。

     

    そして途切れる事なく絵柄が続いているので縁起が良いです。

     

    震災から10年が経ちました。さぞかし辛い思いなさり、

    それを今まで抱えながら歩んでこられたことと思います。

    そしてこれからもずっと向き合っていく気持ちの強さに頭が下がる思いです。

     

    心の復興と平穏無事を切に願います。

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  • ピアノ柄手ぬぐいといえば斎染、

    夫婦二人三脚の染物屋、斎染です。

     

    仕事面において、コロナ禍だから「今、出来ることをやる」という言葉を

    良く耳にします。その通りだと思います。みなさん一人一人が

    きちんと生きて、ちゃんと報(むく)われようと努力しております。

    でも私なりの解釈として、換言すれば、

    「今までできなかったことをやる」いう言葉も当てはまる気がします。

    今までは普段の仕事に忙しくて、自分の理想とする「形」で

    行動できていなかった気がします。

    受注の仕事が多く、どちらかと言えば「受け身」でした。

    これはこれで大変有難いお仕事で真剣に取り組んできました。

    一方で、閑散期を縫うかたちで理想である創作の仕事を

    してきましたが、十分ではありませんでした。

     

    なので私は少しずつではありますが、提案型である創作の仕事が

    できるように行動しております。

    そのひとつが「ネット販売におけるツール&素材の充実」です。

    素材がナレッジとしてこれから有効的に働けるように

    試行錯誤の毎日で、皆様より力を拝借しております。

    そんな中、中町 「カメラの七桜さん」 より写真が納品されました。

    とても素敵な仕上がりに嬉しく思っております。

    少しずつですがプラットフォームを構築していこうと思います。

    「今まで出来なかったこと」のひとつを紹介致しました。

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  • ピアノ柄手ぬぐいといえば斎染、

    夫婦二人三脚の染物屋、斎染です。

     

    2021年1月11日、新成人の皆様おめでとうございます。

    今年はコロナ禍で寂しい成人の日となったと思いますが、色々な意味での

    ソーシャルという言葉を考えながらハレの日を祝って欲しいと思います。

     

    さて全員集合した時の記念撮影(齋藤家のルール!?)2021年1月某日。

    先日の雪で酒田は観測史上最多の雪が降り、やばいと思った斎染さんです。

    工場の屋根は手が届く範囲だけでも・・・、全員集合をこれ幸いと思い

    雪降ろしを皆で行いました。屋根の雪降ろしは10数年ぶりかもしれません。

    どの家庭でも「家のお手伝い」というのは当然のように

    してきたし、させていると思います。ウチは家内工業でありますので

    家の事、仕事の事がごっちゃになってしまいました。

    今まで子供たちにたくさん手伝ってもらい、時には助けられました。

    この度は久々に皆でひとつのことをしたことに嬉しい気持ちになりました。

    それぞれの場所、領域で役割がある中で、家の為に動いてくれたこと、

    このところ年々頼もしさが増す若者2人にありがとうの言葉をかけ、

    本日解散したのであります。

     

    最後に、伝えたい言葉。

    「子供叱るな来た道だ。年寄り笑うな行く道だ」

    毎度、つたない話にお付合い頂きありがとうございます。

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  • ピアノ柄手ぬぐいといえば斎染、

    夫婦二人三脚の染物屋、斎染です。

     

    お客様へ寄り添った商品、作品を送り出す。

    古くからある形、モノが自分の環境に合わないからといって、

    定義を崩して、形を変え、今どきの使い方にしていくという提案は

    印染を広く知って頂きたいと願う染物屋としてどうなんだろうか?

    ふと、考えてしまいます。

    アイテム、素材の汎用性ということを考えれば、今までからある形のままで提案し、

    お客様の方でアレンジを楽しんで頂く方が良い気がします。

    でもそれはボクの考え方が古いのかもしれませんが、

    モノ余り、至れり尽くせりの便利な世の中だからこそ、

    自分なりの考え方、使い方をした方が色々な面で豊かになる気がします。

    一方で、目の前のコトに忙殺され、効率を追い求めることに

    重きを置く傾向の「世の中」を変えることはとても難しいです。

    でも、ライフスタイルが違う世代、ライフステージが違う年代で

    「求めていることが違う」と思えば、

    その時ときでバランスを保ち、各々が役割を果たせば良い気もします。

    「不易流行・ふえきりゅうこう」

    古き伝統を守り時代の変化に準ずる。そして次の一歩へ!

    「不変の伝統も、時代に則した変化も根本は同じである」と言えます。

     

    母の命日で思ったことです。矛盾を感じなからの毎日、

    まいど、つたない話にお付合い頂きありがとうございました。

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  • ピアノ柄手ぬぐいといえば斎染、

    夫婦二人三脚の染物屋、斎染です。

     

    先日の山形新聞より。

    目の前の物だけに心を奪われ、物が作られた過程に関心が向かない時代に

    なったことは恐ろしいことであるといった内容です。

    私も結果が全てではなく、その過程が大事と思う派です。

    もちろん制作する側も事前に、お客様とのコミュニケーションとして

    「デメリット」を伝える義務は必要だと思います。

    そして顔が見える染物屋(制作者)としてのパーソナリティや

    ストーリーを発信していく必要があります。

    記事にも書いてありますが傷や欠点のない人間はいない。

    果物と人間を一緒くたにするのはどうかと思うが、

    欠点のある人間は誰一人商品価値が無いことになる。

    怖い流儀がエスカレートしないことを望みます。

     

    そして失敗をしたら「すぐに、きちんと謝ること」をしないと

    問題が解決しないまま終わってしまい、人間関係、信頼関係が

    うまくいきません。最近保身に走りあやまり方を知らない方が増えたとか・・・。

    潔くありたいものです。そんな心持ちでゆる~く染屋やっていきます(笑)

    毎度つたない話にお付合い頂きありがとうございます。

     

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